1.「やりたいこと」探しを妨げる5つの間違い
間違い①
一生続けられることでなければならない
⇒【真実】今一番やりたいことをやればいい
間違い②
やりたいことを見つけた時には運命的な感覚がある
⇒【真実】やりたいことを見つけても最初は興味レベル
間違い③
人のためになることでないといけない
⇒【真実】自分のために生きることが人のためにもなる
間違い④
見つけるにはたくさん行動するしかない
⇒【真実】見つけるには自己理解するしかない
間違い⑤
やりたいことが仕事にならない
⇒【真実】やりたいことは自分の中にある。実現手段は社会の中にある
2.なぜ「やりたいことが分からず迷い続けてしまう」のか?
●「やりたいこと」が分からないのは選択肢が多すぎるからである。今世の中が複雑になりすぎている。人は選択肢が多いと決められず、「選択しない」という選択をする。
●迷い続ける判断基準「どうするべきか」。迷いがなくなる判断基準「どうしたいか」。自分が興味あること、自然と惹きつけられること、価値観がマッチしていること、という自分の内側にある基準で選ぶ。
●最も危険なのは、「どの道を進むのが一番メリットがあるだろうか?」と頭で考えて判断すること。時代の変化が早い中で、今メリットがある選択がすぐにメリットの少ない選択になってしまう。
●無数にある選択肢を、自分のフィルターに通すだけでほんのいくつかに絞ることができる。
【色々な仕事】= 好きなことかどうか?⇒得意なことかどうか?⇒大事なことかどうか?⇒3つのフィルターを通り抜けた自分らしい仕事
3.「やりたいこと探しを最速で終わらせる公式」自己理解メソッド
自己理解メソッドの3本柱
①好きなこと(情熱)②得意なこと(才能)③大事なこと(価値観)
公式1
①好きなこと×②得意なこと=やりたいこと
公式2
①好きなこと×②得意なこと×③大事なこと=本当にやりたいこと
●「大事なこと(価値観)」から「仕事の目的」が生まれる。やりたいこと⇒何をするか? 「大事なこと」⇒何のために生きるかという人生の目的 「仕事の目的」⇒周囲の人や社会をどんな状態にしたいか?
ルール1
「好きなこと」は手段。「大事なこと」をまず見つける
ルール2
「好きなこと」の前に「得意なこと」を見つける
本当にやりたいことを見つける順番
①大事なこと⇒②得意なこと⇒③好きなこと
4.人生を導くコンパス「大事なこと」を見つける
●「自分がこう生きたい!」という人生の目的と、「人にこんな影響を与えたい!」という仕事の目的、これが1本の線で繋がっている時に仕事に夢中になることができる。その中心になるのが「大事なこと(価値観)」である。
●大事なこと(価値観)は「ずっと進み続ける人生の方向」で、目標は「その道の途中にあるチェックポイント」である。
●「~したい」が本物の価値観。「~べき」は親・社会から押しつけられた偽の価値観。
私にとっての「大事なこと(価値観)」は、「夢に向かって一日一日を精一杯生きること」「人生を熱く生きること」です。
5.「得意なこと」さえ見つければ何でも仕事にできる
●「得意なこと(才能)」=成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン。頭と心の無意識のクセ。
●その「クセ」をどう認識するかで「長所」にも「短所」にもなる。短所にしか見えない才能を別の視点から見た場合、どんな長所になるか? 自分の才能を長所として捉える。短所を一瞬で長所に変える方法は、「~だから」という言い訳を「~だからこそ」に言い換えること。自分を変える努力はおしまいにして、自分を活かす努力を始めよう。
●長所を伸ばせば「圧倒的な成果と充実した仕事」が手に入る。長所は使えば使うほど伸びる。もともと尖っている先端を、もっともっと尖らせる。その尖りがあなたらしさであり、仕事で成果を生むものである。長所を尖らせて代わりのいない存在になる。
私にとって「得意なこと(才能)」は、「本を読むこと」「勉強すること」「生きる意味、人生の目的等を考えること」です。
6.「好きなこと」を見つけて努力とサヨナラする
●「好きなこと(情熱)」=興味・好奇心を感じる分野
●好きなことには自然と興味が湧くので、それが仕事のモチベーションとなる。好きなことを仕事にすれば、努力する必要もなく自然と夢中になる。自分のモチベーションの源泉と直接繋がっている状態である。
●「役に立つから好きなこと」を仕事にしてはいけない。「興味があるから好きなこと」を仕事にする。「役に立つかどうか」という基準が強すぎると、好きなことは見つからない。
私にとって「好きなこと(情熱)」は、「自分を高めること」です。
自分を高めるとは、内面的な部分はもちろんですが、身体、髪型、ファッションなど外面的なことも含みます。精神面と肉体面を合わせ、すべての面で自分を高めていきたいです。
ロールプレイングゲームのように、モンスターを倒すたびに経験値を取得し、「ちから」「たいりょく」「まりょく」などのさまざまな能力を少しずつレベルアップさせていくのです。
特に、つらくて悲しい出来事は自分を大きく成長させてくれます。
その事実にしっかりと向き合い、乗り越えることができたとき、人として一回りも二回りも大きく成長することができるのです。
自分を高めることに終わりはありません。それは死ぬまで続きます。
史上最高の自分を創り上げる。これが私にとって、人生最大のミッションです。
7.「本当にやりたいこと」を決めて「本当の自分」を生き始める
●「将来のため」に生きるのを今すぐやめよう。将来のためではなく、今一番やりたいと感じることを見つけて取り組んでほしい。
●今一番やりたいことを決めてしまえば、そこから人生が動き始める。初めは仮決めでよい。やりながら、よりしっくりくる「本当にやりたいこと」にブラッシュアップしていく。大事なのは、「仮説を立てて、行動し、振り返って、次に活かすこと」である。
●あなたが「やりたいこと」を通じて関わった人に価値を与えられた時に仕事としても上手く行き、生きがいにも繋がる「本当にやりたいこと」になる。
私が「本当にやりたいこと」は、自分を高めるため、史上最高の自分をつくり上げることを目指し、毎日必死で勉強し、ブログを書くことです。
また、私の夢は、「司法書士・行政書士」として独立しつつ、「作家」として執筆活動をすることです。
8.「人生を劇的に変える」自己理解の魔法
●「やりたいこと」を決めれば、実現手段は自然と見つかる。
●「失敗」や「後悔」は自己理解で全て「学び」に変わる。
●成功とは「目標を達成」することではない。「自分らしい今この瞬間」を生きることが成功だ。自分らしく生きられたら成功。その上で結果も出れば大成功。
●「やりたいこと」探しを終わらせると、最高の人生がスタートする。